【iD200】⑥内部仕上表の作成

こんにちは!アレックスです。
前回は[標準仕上スタイルリスト]を作成して、部屋に仕上情報を付与しましたね。いかがでしたでしょうか。
その後、社内標準に照らし合わせた[標準仕上スタイルリスト]の作成はお試しいただけましたか?
この[社内標準]の整備に労力を割く必要がありますが、これが整ってしまえば、作業スピードや社内標準の統一が図れるので、ぜひとも頑張っていただきたいです。
そして今回は、部屋に付与した仕上情報を[内部仕上表]というかたちで、図面化してみます。

では、はじめてみましょう!

まず、[内部仕上表]を作成するために必要なファミリの確認を行います。
AX-Libraryから内部仕上表用の図面枠ファミリ、一般注釈ファミリをロードしておきます。
[AXファミリロード][サムネイル][マトリックス]

[プロジェクトブラウザ]>[ファミリ]>[注釈記号]からファミリのロードは確認できましたか?
では[仕上表作成]のコマンドを実行してみましょう。
[AX-Design/AX-DesignLT]タブ>[意匠設計]パネル>[仕上表作成]コマンドを選択します。

[仕上表作成]ダイアログでまず、[タイトルブロック]・[仕上表タグ]・[シート名]の設定を行っておきましょう。

ここで選択できる[仕上表タグ]はファミリのタイプ名の接頭辞が「(仕上)」となっている必要がありますので、ご注意ください。
次に仕上表に並べる部屋を選択しやすくするために、[パラメータ]の設定を行い(今回は[面積タイプ]、[名前]、[番号]としています)、[番号]→[名前]→[面積タイプ]の順にクリックします。そうすることで分かりやすく並び替えができます。

仕上表に並べる部屋を[>]ボタンをクリックし、左から右へ移動させます。

シートを増やす場合は[+]ボタンをクリックします。

準備が整ったら、[OK]ボタンをクリックして内部仕上表を作成しましょう。

AX-Libraryで提供している内部仕上表ファミリでは、部屋の[名前]とは別のパラメータ[AX_室名]を表示名として使用しています。
それは、図面表示上の名前と内部仕上表上の名前を別にできるようにしているためです。
Revitの仕様として図面表示上では半角スペースを入れて改行することもありますが、それが入ったままの内部仕上表では・・・ということもありますよね。

ですが、[内部仕上表]を作成した段階では、表の[室名]欄が空欄ですので、ここから少し作業を進めていきます。

[AX-Design]タブ>[図面作成]パネル>[シートレイアウト]コマンドの下部をクリックし、[パラメータコピー]コマンドを選択します。

パラメータの値をコピーする範囲として[プロジェクト全体の要素]を選択し、対象のカテゴリを[部屋]とし、[OK]ボタンをクリックします。

 

コピー元のパラメータは「名前」、コピー先のパラメータを「AX_室名」とし、[コピー元の値を削除する]のチェックが外れていることを確認したら[OK]ボタンをクリックします。(部屋名が削除されるのは困りますからね…)

[OK]ボタンをクリックしても、一見、何の変化もありません。内部仕上表のシートもそのままです。
そこで[部屋]を選択して、[AX_ 室名]にパラメータがコピーされているか、確認してみましょう。

確かに、[名前]のパラメータ値が[AX_室名]にコピーされていますね。
このコマンドは[AX-DesignLT]には実装されていませんので、[AX-DesignLT]ユーザーの方は、[AX_室名]ではなく[名前]が表示される仕上表タグの使用をお勧めします。


それでは部屋情報が変更されたので、仕上表の更新を行いましょう。
AReX-Styleの仕上表は一般注釈タグなので、更新はユーザーが任意のタイミングで行うことができます。
[AX-Design/AX-DesignLT]タブ>[意匠設計]パネル>[仕上表作成]コマンドの下部をクリックし、[仕上表更新]コマンドを選択します。

更新方向は[部屋→仕上表]を選択します。

室名欄が埋まりました~。
あとは、左側の階欄の体裁を整えれば、仕上表の完成です!

ちなみに。
先程の[仕上表更新]コマンドで更新方向に[仕上表部屋]もありましたね。
そうなんです。仕上表のシート上で変更して、その内容を部屋に反映することもできるんです。
前回の記事でも登場しましたが、仕上表でも[部屋スタイル]コマンドを使用できます。

内部仕上表の体裁は、一般注釈のタグなので、自由に作成することができます。
必要な設定もありますが、それはまた別の機会に解説したいと思いまが、
まずは、AX-Libraryのファミリを編集するところからはじめてみてもよいですね。

今回は内部仕上表を作成してみましたが、いかがでしたでしょうか。
次回は、外部仕上表を作成していきたいと思います。お楽しみに!


Data

       

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