【iD300】①展開図の作成~床天作成

こんにちは!アレックスです。
随分久しぶりのiDワークフローブログとなってしまいました…。
待っていてくださった方、大変お待たせいたしました。
今回はiD300の第一弾として、展開図の作成~仕上床・天井の作成を具体的に解説していきます。

でははじめてみましょう!

展開図作成

展開図ビューの作成

Revitの標準機能でも展開図ビューを作成することはできますが、トリミング領域などビューの調整に時間がかかりますよね。
そこでAReXでは[展開図作成]コマンドの使用をおすすめしています。

手順

1.平面図ビューで展開図を作成する部屋をあらかじめ選択しておきます。

2.[AX-Design]タブ>[意匠設計]パネル>[展開図作成]をクリックします。

3.[展開図作成]ダイアログで、各種設定を行います。

①ビュー方向:ビューの方向と展開方向を設定します。平面詳細図を回転させている場合、特に注意して設定する項目になります
②ビュー設定:断面図ビューのビュータイプ及びビューの命名則を設定する項目です
③トリミング設定:トリミング領域の範囲を、対象となる部屋のボリュームに合わせるのか、レベルに合わせるのか設定します[上下のトリミング基準]で設定した範囲からの余白も設定できます
④タグと寸法:自動配置する部屋タグと、通り芯・レベルに対して作成される寸法のタイプを設定します

4.コマンドが完了するとプロジェクトブラウザに断面図ビューが追加されているのが確認できます

ビューに切り替えて確認してみましょう。

まだモデルとして作成されていない天井・廻縁・床・巾木の仕様が表示されていることに違和感を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが
[部屋タグ]を使用して表示させていますので、実際にモデルが未作成でも、部屋情報からここまで表現することが可能です。

シートレイアウト

Revitでシートレイアウトと言うと、用意したシートにプロジェクトブラウザからドラック&ドロップが一般的な作業となりますが
AReXではシートレイアウトに関しても便利なツールを用意しています。
どのビューでもレイアウト可能ですが今回は、展開図ビューをシートレイアウトしてみましょう。

手順

1.[AX-Design]タブ>[図面作成]パネル>[シートレイアウト]

2.[シートレイアウト]ダイアログで設定を行います。

詳しい説明はコマンドヘルプ[シートレイアウト]を参照していただきたいのですが、展開図をシートレイアウトする際のポイントとしては
展開図用仕上表タグをシート内に一緒にレイアウトしてしまう。ということですね!

右下の[間隔]設定はビューポート間の間隔を設定するわけですが、社内標準として適切な値を探してみてください。

3.コマンドが完了するとビューがレイアウトされたシートが自動作成されるので、プロジェクトブラウザから確認し、レイアウトを調整します。

展開図用仕上表タグの連携

[シートレイアウト]コマンドでビューとともに配置した展開図用仕上表タグは、一般注釈カテゴリのタグです。
部屋タグではないので、連携させることが必要です。

手順

1.シートでビューポートと展開図用仕上表タグを1つずつ選択します。

2.[AX-Design]タブ>[意匠設計]パネル>[展開図作成]コマンドの下部をクリックし、[展開タグ連携]コマンドを選択します。

3.選択しているビューポート内にある部屋が[展開タグ連携]タグに表示されるので、展開図用仕上表タグと連携させる部屋を選択します。

4.連携された仕上表タグのプロパティを確認すると、[AX_ID]パラメータ欄に値が入力されています。
この値は、連携した部屋のIDとなっています。

その他壁芯や建具の寸法などを追記すれば、展開図が完成です!

仕上床と天井の作成

床天作成

展開図ビューでも確認できましたが、この段階で仕上床と天井が作成されていない場合は、[床天作成]コマンドで部屋に合わせたモデルを作成することができます。

手順

1.平面図ビューなど部屋を選択できるビューでコマンドを実行します。
 [AX-Design]タブ>[モデル作成]パネル>[タイル割付]コマンドの下部をクリックし、[床天作成]コマンドを選択します。

2.[床天作成]ダイアログで作成方法を選択しますが、今回は部屋に仕上情報が入っていますので、[部屋の情報から作成]を選択します。

3.[作成部位]の項目では、全てにチェックを付けてコマンドを実行してみましょう。

4.部屋をクリックで選択して実行していきます。
連続実行できるコマンドですので、終了する場合は[Esc]キーを押します。

5.展開図ビューに切り替えて、モデルを確認してみましょう。
チェックを付けた天井/廻縁/床/巾木が作成されていることがわかります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

展開図を早い段階で作成できると、設計検討がしやすくなります。
モデルが完成する前にビューやシートを用意しておけるのもRevitの便利なところですよね。
展開図は複数のビューをシートにレイアウトしなければいけないので、すこし手間がかかりますが
AReXのコマンドを使用することで、少しでも省力化ができれば幸いです。

それではまた!

サンプルデータ

       

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