※ガイドラインの操作手順をお試しいただく際には、最新のインストーラおよびサンプルデータ、ファミリライブラリをご準備ください。
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プロジェクトの北の確認
ビューの上部を意味するプロジェクトの北
Revitには、ビューの上部を意味する「プロジェクトの北」と方角を意味する「真北」があります。モデリングを進める際は、真北方向とは別に、建物の向きを作図しやすい任意の方向で作業を進めることができます。これが[プロジェクトの北]としての作図となります。
例えば、今回のプロジェクトのように建物の水平・垂直方向に対して真北が傾いていても、作図したい方向を[プロジェクトの北]としてモデリングを行い、真北の設定は別に行います。
例えば、今回のプロジェクトのように建物の水平・垂直方向に対して真北が傾いていても、作図したい方向を[プロジェクトの北]としてモデリングを行い、真北の設定は別に行います。
TIPS
シートにビューを配置する時に、ビューを回転して配置をしたいケースもあります。
立面や断面(矩計図)等は、図面を回転させて配置したいケースもあります。
その場合は次のような手順でシートを回転させます。
- シートにレイアウト後、オプションバーで回転(もしくはビューのプロパティからの回転)
- レイアウトを変更したいビューで、トリミング領域を選択した状態で回転
上記いずれかの方法で行います。
座標・真北の設定
座標の設定
[プロジェクトの北の確認]でご紹介したように、ビューの上部を意味する「プロジェクトの北」と方角を意味する「真北」があります。初期値は、「プロジェクトの北」と「真北」が一致しており、ビューの上部(プロジェクトの北)と方角の北が一致しない場合には、「真北」を変更します。
その前に、Revit内の基準点のお話をしたいと思います。
Revitに存在しているプロジェクト基準点・内部基準点・測量点
[プロジェクト基準点]・[内部基準点]・[測量点]は、基本的に新規プロジェクトを作成すると、同一位置に配置されており、[真北]は[作図領域]の上を北として設定されています。 それぞれの[点]を確認してみましょう。[プロジェクト基準点]
座標の他、真北からの角度として「プロジェクトの北」の向きを設定します。AReXでは、通り芯を作成するときに指定の場所を選択し、通り芯作成と同時に自動で位置の変更をすることもできます。
[基準点]の確認
STEP.1
[タブビュー]から[設計GL]を切り替えます。
STEP.3
[内部基準点][プロジェクト基準点][測量点]それぞれ確認できました。
STEP.4
STEP.6
STEP.8
[ビューコントロールバー]の[非表示要素の一時表示を終了]をクリックして、 「真北の設定」完了です。
TIPS
Revitへ緯度・経度を入力する場合は、「平面直角座標」に変換計算をし、変換数値を入力して設定します。
例
緯度経度 平面直角座標
東経:000度00分0秒 X座標:0000.0000
北緯:000度00分0秒 Y座標: 0000.0000
平面直角座標・平面直角座標への換算は詳細は国土地理院HPを参照ください。
END
CADデータを利用する
CADデータを利用した真北の設定
STEP.1
プロジェクト計画の段階などで測量座標が不明な場合、CADデータの方位の角度で真北を設定するケースを確認してみましょう。
ビューの上部と方角の北が一致しない場合、「真北」の設定します。
STEP.2
[ビューコントロールバー][非表示要素一時表示]で[測量点]を一時的に表示させます。
STEP.7
回転レイの方向を北方向でクリックします。❼
END
サンプルデータ
Section05-06(プロジェクト基点の設定).rvt 1 ファイル 2.98 MB
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※サンプルデータはRevit2020バージョンでの提供となります。ご了承ください。