AX-Styleとは

※ガイドラインの操作手順をお試しいただく際には、最新のインストーラおよびサンプルデータ、ファミリライブラリをご準備ください。

AX-Styleとは

「AReX-Style」に実装の独自のシステム。それが「AX-Style」です。

「AX-Style」ではスタイルと呼ばれる情報定義を使用すると、
今まで部屋の情報などを手入力していたものが、
すでに定義されているスタイルから選択を行うだけになり、
壁や床といったモデル構成もスタイルから選択するだけで、
モデルを作成することができます。

これにより社内仕様に基づいた設計の実現やモデルの整合性を確保することができます。

スタイルとは

AReX-Styleにおいて、最も重要なものが「スタイル」です。

スタイルとはマテリアルや工種、数量などの情報群のことで、
マテリアルを定義する「マテリアルスタイル」と、
ファミリを定義する「ファミリスタイル」の2種類があります。

マテリアルスタイルは「MAT」として定義され、
マテリアルの面積や体積から数量を算出します。

ファミリスタイルは「FAMILY」として定義され、
ファミリの個数や長さから数量を算出します。

スタイルタグとは

スタイルの情報を格納しているものが「スタイルタグ」です。

スタイルタグはRevitの[一般注釈]カテゴリで「MAT」と「FAMILY」の2種類があり、
それぞれのスタイルが格納されています。

ここでスタイルタグの内容を確認します。

STEP.1

マテリアルスタイルは、
[プロジェクトブラウザ]から[製図ビュー(AX-Style LIST)][AXS_内部マテリアル]ビュー

ファミリスタイルは、
[プロジェクトブラウザ]から[製図ビュー(AX-Style LIST)][AXS_建具マテリアル]ビュー

を開いて確認します。

STEP.2
[AXS_内部マテリアル]ビュー内の壁仕上にあるマテリアルスタイル「不燃ビニルクロスAA級」と、
[AXS_建具マテリアル]ビュー内のファミリスタイル「アルミ製片開きフラッシュ扉」を確認します。


マテリアルスタイルタグ


ファミリスタイルタグ

スタイルタグには[スタイル名]と[数量]が表示されています。

STEP.3

次にスタイルタグを選択し[プロパティ]を確認します。

     
 マテリアルスタイルタグ         ファミリスタイルタグ

スタイルタグに表示されているパラメータ以外にも、
[工事区分][工種][部位]などの情報が定義されています。

MEMO
[数量取込]コマンドを実行することにより、
スタイルタグに使用されている数量が入力されます。
このときプロジェクトで使用されていない場合は、
数量が「0」となり[未使用]パラメータにチェックが入ります。

これによりプロジェクトでそのマテリアル、ファミリが使用されているかの、
確認を行うことができます。

END

AX-Style LISTとは

スタイルタグを配置している(スタイルを定義している)製図ビューを、
「スタイルシート」と呼び、
このスタイルシートを総称して「AX-Style LIST(=スタイルリスト)」と呼びます。

スタイルシートには以下のシートがあります。

AXS_内部マテリアル

主に内部の壁・床・天井の構造と下地、仕上を定義するマテリアルスタイルタグと、
内部のファミリを定義するファミリスタイルタグを配置します。

AXS_外部マテリアル

主に外部の壁、床、天井の下地と仕上を定義するマテリアルスタイルタグと、
外部のファミリを定義するファミリスタイルタグを配置します。

AXS_躯体マテリアル

主に躯体に関するマテリアルスタイルタグとファミリスタイルタグを配置します。

AXS_外構マテリアル

主に外構に関するマテリアルスタイルタグとファミリスタイルタグを配置します。

AXS_建具マテリアル

ドア、窓、カーテンウォールを定義するファミリスタイルタグと、
建具情報を予め定義しておくスタイルタグを配置します。

AXS_部屋

換気や排煙などの部屋に関する法的条件などを予め定義しておくスタイルタグを配置します。

AXS_標準仕上

予め部屋の法的条件や下地、仕上情報などを部屋別、グレード別などに定義しておく、
標準仕上スタイルタグを配置します。

AXS_標準建具

予め建具の仕上や仕様などの情報をグレード別などに定義しておく、
標準建具スタイルタグを配置します。

SCS_部材リスト

iD400レベルで使用する部材単位のファミリを定義する、
部材スタイルタグを配置します。

AX-Style LISTチェック

AXS CHECK]コマンドを使用することにより、
モデルで使用されているマテリアル、又はファミリが、
スタイルリストに定義されているかの確認を行うことができます。

これによりスタイルに定義されていないマテリアルやファミリの、
確認を行うことができます。

iD200 マテリアル

iD200 マテリアルモードでは、
それぞれ以下の情報がスタイルリストに定義されているかのチェックを行います。
内部(壁、床、天井、巾木、廻縁): 部屋に入力されている情報
外部・外構           : モデルで使用されているマテリアル

コマンドのダイアログにて、
新規にスタイルとして定義したい項目を[>]で追加し、情報の入力を行います。

iD300 マテリアル

iD300 マテリアルモードでは、
内部・外部・外構のいずれも、モデルで使用されているマテリアルが、
スタイルリストに定義されているかのチェックを行います。

iD200 マテリアルモード同様、
新規にスタイルとして定義したい項目を[>]で追加し、情報の入力を行います。

iD200 / iD300 ファミリ

iD200/300 ファミリモードでは、
プロジェクトにロードされているファミリが、
スタイルリストに定義されているかのチェックを行います。

マテリアルモード同様、
新規にスタイルとして定義したい項目を[>]で追加し、情報の入力を行います。

AX-Style LIST編集

マテリアルスタイルタグ、ファミリスタイルタグのどちらも、
コマンドを実行することによりそれぞれの専用ダイアログにて、
内容を編集することができます。

AXS-マテリアルの編集

STEP.1
[プロジェクトブラウザ]から[製図ビュー(AX-Style LIST)][Style LIST][AXS_内部マテリアル]にビューを切り替えます。

STEP.2
[AX-Design]タブ > [AXパネル]パネル > [AXS CHECK]コマンド下部をクリックし、ドロップダウンメニューから[AXS MAT]コマンドを選択します。

STEP.3
[スタイルタグ編集モード]を選択します。

STEP.4

マテリアルスタイルを選択します。

STEP.5

ダイアログが表示されスタイルの内容を編集することができます。

STEP.6

ダイアログを編集後[OK]をクリックすると、
ダイアログ内で編集した内容が適用されます。

END
MEMO

AXS MAT]コマンドでは内部だけでなく、
外部、外構、躯体、建具のマテリアルスタイルも編集することができます。

AXS-ファミリの編集

STEP.1
[プロジェクトブラウザ]から[製図ビュー(AX-Style LIST)][Style LIST][AXS_建具マテリアル]にビューを切り替えます。

STEP.2
[AX-Design]タブ > [AXパネル]パネル > [AXS CHECK]コマンド下部をクリックし、ドロップダウンメニューから[AXS FAMILY]コマンドを選択します。

STEP.3

ファミリスタイルを選択します。

STEP.4

ダイアログが表示されスタイルの内容を編集することができます。

STEP.5

ダイアログを編集後[OK]をクリックすると、
ダイアログ内で編集した内容が適用されます。

END
MEMO

AXS FAMILY]コマンドでは建具だけでなく、
内部、外部、外構、躯体のマテリアルスタイルも編集することができます。

TIPS

[スタイル管理]コマンドを使用することにより、
専用のダイアログにてスタイルタグを編集することができます。

製図ビューを開くことなく大部分の内容を編集することができます。

AX-Style LIST設定

コマンドを使用してスタイルタグを新規に作成することも可能です。

AXS-マテリアルの新規作成

STEP.1
[AX-Design]タブ > [AXパネル]パネル > [AXS CHECK]コマンド下部をクリックし、ドロップダウンメニューから[AXS MAT]コマンドを選択します。

STEP.2
[スタイルタグ/マテリアル作成モード]を選択します。

STEP.3

ダイアログにて作成するスタイルの情報を入力します。

 

⦿内部仕上  〇外部仕上  〇躯体  〇外構  〇建具  〇その他

  • マテリアル名 : #Ff_タイルカーペットD
  • シェーディングの色 : 白
  • サーフェスパターン : <なし>
  • 工事区分 : 建築工事
  • スタイル名 : タイルカーペットD
  • 仕様 : (空欄)
  • 記号 : TcD
  • 厚さ : 6
  • 工種 : 内装
  • 部位 : 床
  • カテゴリ : 仕上
  • 単位数量 : 1平米
  • 数量 : (空欄)

✅スタイルを作成

STEP.4
[OK]をクリックすると、入力した内容で新規にスタイルが作成されます。

MEMO

ダイアログにて選択された「スタイルリスト」に対応するスタイルリスト内の、
同じ部位カテゴリの列の一番下にスタイルタグが作成されます。

上記画像の内容で入力を行った場合は、
[AXS_内部マテリアル]内の床仕上の一番下に作成されます。

END

AXS-ファミリの新規作成

STEP.1
[プロジェクトブラウザ]から[平面図][作業用][4FL]にビューを切り替えます。

STEP.2
[AX-Design]タブ > [AXパネル]パネル > [AXS CHECK]コマンド下部をクリックし、ドロップダウンメニューから[AXS FAMILY]コマンドを選択します。

STEP.3

「客室D1」の建具「AXt_片開き扉_フラッシュ:LSD17_800x2100_LH」を選択します。

STEP.4

ダイアログにて作成するスタイルの情報を入力します。

 

〇内部仕上  〇外部仕上  〇躯体  〇外構  ⦿建具

  • 工事区分 : 建築工事
  • スタイル名 : AXt_片開き扉_フラッシュ
  • 記号 : (空欄)
  • 工種 : 金属製建具工事
  • 部位 : (空欄)
  • カテゴリ : (空欄)
  • 単位数量 : 1個
  • 数量 : (空欄)

STEP.5
[OK]をクリックすると、入力した内容でスタイルタグが作成されます。

END

サンプルデータ

   

※サンプルデータはRevit2020バージョンでの提供となります。ご了承ください。

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