05.CGソフト連携

マテリアル設定

Lumionでマテリアルを貼り付けるために、Revit側であらかじめマテリアルを分けておく必要があります。
建物や道路のマテリアルを分けずにモデルをLumionにインポートして、マテリアルを貼り付けると建物も道路も同じマテリアルになってしまいます。

書き出し用ビューの設定

Lumion用にモデルを書き出す際には3Dビューに表示されているモデルが書き出されるので、Lumionに取り込み後、適宜モデルを表示/非表示できるようにあらかじめ周辺建物と周辺敷地をわけてビューを作成します。

STEP.1

「AX HOTEL PROJECT_意匠.rvt」を開いて[挿入]タブ[リンク]パネル[Revitリンク]をクリックします。

STEP.2
[Revitリンク]ダイアログが表示されるので、「AX HOTEL PROJECT_周辺敷地.rvt」を選択して[配置]を[自動-内部基準点合わせ]に設定し、[開く]をクリックします。

STEP.3
[プロジェクトブラウザ]の[{3D}]ビューを複製して[Lumion書出用_周辺敷地]と名前を付けます。

STEP.4

周辺敷地のモデルを選択して[一時的に非表示/選択表示]の[要素を選択表示]をクリックします。

STEP.5
[一時的に非表示/選択表示]の[ビューに非表示/選択表示を適用]をクリックします。

STEP.6
[プロパティパレット][グラフィックス]の[表示/グラフィックスの上書き]の[編集]をクリックします。

STEP.7
[表示/グラフィックスの上書き:3Dビュー:Lumion書出用_周辺敷地]ダイアログが表示されるので[Revitリンク][表示設定]の[ホストビュー別]をクリックします。

STEP.8
[RVTリンク表示設定]ダイアログが表示されるので[基本機能]の[カスタム]にチェックを付けて[モデルカテゴリ]をクリックします。

STEP.9
[モデルカテゴリ]を[カスタム]に変更し、[地盤面]と[外構]のみチェックをつけて[OK]をクリックします。

STEP.10
[表示/グラフィックスの上書き:3Dビュー:Lumion書出用_周辺敷地]ダイアログが表示されるので[OK]をクリックします。

STEP.11
[Lumion書出用_周辺敷地]ビューが作成できました。

STEP.12

同様の手順で[Lumion書出用_周辺建物]ビューを作成して[一般モデル]のみ表示する設定にします。

STEP.13
[{3D}]ビューを複製して[Lumion書出用_計画敷地]ビューを作成します。

STEP.14

植栽以外の計画敷地モデルを選択して[一時的に非表示/選択表示]の[要素を選択表示]をクリックし、[一時的に非表示/選択表示]の[ビューに非表示/選択表示を適用]をクリックします。

STEP.15
[Lumion書出用_計画敷地]ビューが作成できました。

STEP.16

同様の手順で[Lumion書出用_計画建物]ビューを作成します。

END

データ連携(RevitからLUMION3D)

Lumion用にデータを書き出す際には「Revit LiveSyncプラグイン」を使用します。

STEP.1
[Lumion書出用_周辺敷地]ビューを開いて[Lumion]タブ[Export]パネル[Export as COLLADA file]をクリックします。

STEP.2
[Lumion LiveSync]ダイアログが表示されたら[Export]をクリックします。

STEP.3
[Save an COLLADA file]ダイアログが表示されるので保存場所を指定し、ファイル名を入力して[保存]をクリックします。

STEP.4

同様に[Lumion書出用_周辺建物]、[Lumion書出用_計画敷地]、[Lumion書出用_計画建物]ビューのモデルも書き出します。

STEP.5

Lumionへモデルを取込みます。
Lumionを開いて[新規]をクリックします。

STEP.6

テンプレート選択画面が表示されるので[White]を選択します。

STEP.7
[オブジェクト]の[配置]を選択して[新しいモデルをインポート]をクリックします。

STEP.8
[開く]ダイアログが表示されるので[AX HOTEL PROJECT_周辺敷地.dae]を選択して[開く]をクリックします。

STEP.9
[カテゴリーフォルダ]のプルダウンから[+新しいカテゴリーフォルダ…]を選択し、フォルダ名を入力して[OK]をクリックします。

STEP.10

まずはモデルを適当な位置に配置し、[選択]の[入力する]を選択して[ポジション]に位置を入力します。

MEMO
[ポジション]の[Y]の値が0だとLumionの地面とRevitモデルの地盤面が重なってしまうので適当に高さを入力します。

STEP.11

同様の手順で[AX HOTEL PROJECT_周辺建物.dae]、[AX HOTEL PROJECT_計画敷地.dae]、[AX HOTEL PROJECT_計画建物.dae]を配置します。

STEP.12
[Layer 1]をクリックして名前を[計画建物]に変更します。

STEP.13
[Layer 2]の名前を[計画敷地]に変更し、計画敷地モデルを選択してレイヤーを[計画敷地]に切り替えます。

STEP.14

同様に[Layer 3]を[周辺敷地]、[Layer 4]を[周辺建物]に変更して周辺敷地モデルと周辺建物モデルのレイヤーをそれぞれ切り替えます。

STEP.15
[ファイル]を選択して[名前を付けて保存]をクリックします。

STEP.16
[名前を付けて保存]ダイアログが表示されるので保存するフォルダを指定し、名前を入力して[保存]をクリックします。

END

マテリアルの設定(LUMION3D)

STEP.1
[マテリアル]を選択してマテリアルを変更する箇所をクリックします。

STEP.2
[マテリアルライブラリ]が表示されます。
ここでマテリアルを選択すると、選択したマテリアルがモデルに割り当てられます。

STEP.3

選択したマテリアル上でダブルクリックすると、より詳細な設定を行うことができます。
変更が完了したら[変更内容を保存]をクリックします。

STEP.4

同様の手順でマテリアルを設定します。

END

点景、植栽の配置(LUMION3D)

STEP.1

点景、植栽用にレイヤーを作成します。

STEP.2

人の点景を配置します。
[人]レイヤーを選択し、[オブジェクト]のカテゴリから[人と動物]を選択して[配置]をクリックします。

STEP.3
[キャラクターライブラリ]が表示されたら点景を選択して適当な位置でクリックすると配置できます。

STEP.4

配置した点景は[選択]をクリックして、ドラッグすることで自由に移動することができます。
また選択した点景の詳細な設定を行うことができます。

STEP.5

車や植栽についても、それぞれレイヤーを選択してカテゴリから[ネイチャー]や[トランスポート]を選択することで同様に配置することができます。

END

サンプルデータ

   

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